ニュージーランドのサマー・クリスマス
大人になった今も、毎年クリスマスが楽しみです。
街がキラキラと輝き、クリスマスソングが流れ出すと、ウキウキ、ソワソワしてしまいます。
海外で過ごしたクリスマスの中でもとりわけ印象的な思い出は、数年前にNZで過ごしたサマー・クリスマス。まずはクライストチャーチの隠れ家ブティックホテルに滞在し、天蓋つきベッド、キャンドルライトディナー、猫足バスタブでバカンス気分が盛り上がります。二泊後、大聖堂のすぐ側に建つヘリテージのアパートメントスイートに移動。ピクニックランチを作ってもらい、花が咲き乱れるハグレー公園へ。シャンパン&ワインを飲んで、気持ちよくなったらお昼寝にホテルへ戻って、目が覚めたらクリスマスのイルミネーション輝く街へ繰り出して…と、気のむくままにクライストチャーチでの生活を楽しみます。
続いてテカポへ移り、極上B&B、テカポロッジのテラスから、ミルキーブルーの神秘的な湖と雄大なアルプスをパノラマで眺めていると、心がデトックスされていくのを実感。
テカポの次は、クイーンズタウンへ移動。橋本元総理はじめ、政財界人にも愛されたというミルブルック・リゾートを拠点に、ラフティング、ジェットボード、セスナ遊覧とアクティブに活動します。夜は、コテージの外に出て、芝生の上に大の字になり、南十字星を探したり、流れ星にお願いをしたりしながら、満天の星空を何時間も眺め、宇宙の神秘に思いを馳せていました。
クライストチャーチへ戻ると、その日はクリスマスイブ。大人も子供もペット(!)も、サンタ帽をかぶり、すれ違う度「メリー・クリスマス!」と声を掛け合って、街じゅうが幸せな空気に包まれています。大聖堂でのキャンドルサービスに参加し、厳かな気持ちになった後、デリカショップでシャンパン、ワイン、七面鳥、チーズ、ケーキなど食料をどっさり買い込んで、この旅の最後の滞在先となるコプソーンホテルでクリスマスパーティ。夕暮れ時、ホテルの隣、ビクトリアパークでクリスマスライブが始まり、聖なる讃美歌から陽気なクリスマスソングまで、約1時間に渡る演奏を部屋のテラスからワイン片手に鑑賞。何度も杯を重ねつつ、スペシャルな夜が更けていったのでした。
スタッフライター/C.N.

アマンジオの魔法
遺跡周辺の喧噪を離れ、バイクタクシーの背中に乗って約5分。胸を弾ませて、というより息を切らして到着したアマンジオで、最初に目にした窓の向こう。そこに見えるボロブドゥール遺跡のこの上ない静謐な美しさに、まず射抜かれてしまった。
美しい日本語を話すジャワ人スタッフの案内で、サロンへ。近くの村に住む子供たちが舞踊の練習をし、年配の女性がハーブティーを入れている。そして空気の調律をしているかのように優しく奏でられるガムランの音。
明日はここで挙式が行なわれる。
挙式に臨むお2人が到着し、デンファレの花を手にした少女達がフラワーシャワーでお出迎え。しばしの休憩の後、さっそく明日の打ち合わせが進んでいく。
撮影打ち合わせののち少し時間が空いたので、カメラバックを置いてテラスへ出てみる。目の前に広がる田園風景と霧に霞むボロブドゥール遺跡、右側にはそそり立つメノレ・ヒル、頭上には丸く青い空、黄金の太陽、ジャスミンの香り、ガムランの響き。
遥か彼方に波打つ椰子の葉の動きと、自分の身体に感じる風を、同時につながっているものとして感じられたのは、何年ぶりのことだろう?
ふわりと風に浮かびながら眺めているような感覚。もしかしたら、知らないうちに背中に羽根が生えてきたのかも?
ふと気付くと、隣に立っていたスタッフがひとこと。
「明日は私達の魔法をお見せしましょう。」
既に私は魔法にかかっていたのかもしれない。やわらかい風に溶け込む魔法。
こんな魔法なら、ずうっと解けなくてもいい!
カメラマン/山下由紀子


I LOVE 新潟
つい先日、EVCのお仕事帰りにTさん、Oくんに連れて行ってもらった近所のダーツ・バーで、青葉事件(EVCの近くにも一軒あるのです)からラーメンの話になり、新潟ラーメンのおいしさをみんなに力説していると、「確かにおいしいよなあ。古町の、イタリア軒の近くにあるあのお店ってなんていったっけ……、天なんとか」と、私がいちばん好きなお店がマスターの口から先に出てきたのにはビックリ。「そうです、天龍! あそこのラーメンと餃子は最高においしいんです。まずラーメンは、スープが透き通っていて、煮干のダシなんだけど臭味がいっさいなくて、麺はほどよく縮れていて、ほーんとうにおいしい。餃子は、味も食感も最高。皮はモチモチのパリパリで、ニンニクのたっぷり入ったあんも一級品。一口噛んだら、ジュワーっとお口に幸せが広がりますよ…」と、その夜は天龍から始まって、「とんかつ太郎」「田舎家」「鍋茶屋」「平井」果ては「佐渡ヶ島」まで、延々と新潟自慢話が続いたのでした。
というわけで、私の故郷は新潟です。子供の頃は海辺の静かな街に住んでおり、部屋からは一面に海が見え、きらきら光る水面、はるか彼方をゆっくり進んでいく船、水平線に沈んでいく夕陽、ピンクから藍色、そして闇へと変わっていく空の色は、それは美しく、思い出す度に恋しくなり、仕事の合間に帰省しては、生まれた街を慈しんでいます。
海外ウエディングの場所選びは、第二の故郷を探すようにして選ぶと成功するといわれています。アンダルシアのボバディーリャ、キャンティのスパルテンナ、ヴァージニアのケスウィック・ホールはじめEVCおすすめのウエディング・ロケーションを訪れて実感するのは、いずれも空がきれいで、自然にあふれ、食事がおいしく、超高級ホテルでありながら、スタッフのホスピタリティはまるで家族のようだということ。海外ウエディングを一瞬のイベントで終わらせたくないと思われる方にとって、EVCでのウエディングは最良の選択のひとつだと思います。滞在をきっかけに、おふたりにとって、いつまでも心に残る、特別のものとなるはずです。
スタッフライター/C.N.

コンサルティングを受けながら花火鑑賞
一年に一度、EVCコンサルティングルームから花火が観られます。東京三大花火の一つに挙げられる『神宮外苑花火大会』がそれで、今年は8月1日(月)に開催されます。挙式の相談をしながら花火を観るのもロマンチックですね。お仕事帰りにいかがでしょうか?
東京近郊では今年も多数の花火大会が予定されています。花火に行く前に“ゆかた”を召されて、ぜひご来社ください。
【参考】東京三大花火
●第28回隅田川花火大会 20,000発
7月30日(土)19:10〜20:30
●日刊スポーツ創刊60周年記念 日刊スポーツ主催2005神宮外苑花火大会 10,000発
8月1日(月)19:30〜20:30
●第18回東京湾大華火祭 12,000発
8月13日(土)19:00〜20:20
※悪天候の場合は、どの大会も翌日に順延です
※「隅田川花火大会」と「東京湾大華火祭」は、EVCから見られません。
スタッフデザイナー/cizco

EVC周辺の世界のグルメ
EVC周辺グルメシリーズ第二弾。今回は、世界の本場の味を提供するお店を紹介します。
まずは人気のイタリア料理。EVCが入るビル玄関の向かいには、グルメ情報誌・ウェブサイトにたびたび登場する『タベルナ・ロッサーナ』があります。日本人向けにアレンジしない、北イタリアそのままの味と料理に合う種類豊富なワインが人気を呼び、このお店目当てに遠くから来る人も多いそうです。ディナーはコースまたはアラカルト。平日のランチパスタ(デザート、食後の飲み物付)がお得です。 ■ランチ/月〜金11:45〜14:00■ディナー/月〜土18:00〜22:30(祝〜22:00)■日休
趣向を変えてエスニック料理と言えば、インド・パキスタン料理『シディーク』がおすすめ。カレーメニューを中心に各種アラカルトが手頃なお値段で味わえます。インド人スタッフが店内で一枚一枚丁寧に焼き上げたビッグサイズのナンは、外はカリカリ、中はフワフワの逸品。夜はベリーダンス・ショーが開催される日もありますが、この場所に移転してから店内があか抜けてしまったのが残念。 ■ランチ/11:00〜15:00■ディナー/17:00〜23:00■無休
もう一軒エスニック料理で忘れてならないのが、ベトナム料理『ミュン』。スタッフの大半がベトナム出身者ならではの、本場庶民の味。生春巻、青パパイヤのサラダ、ランチの鳥カレーが人気メニューだそうです。ちょっと薄暗い店内に並ぶ芸術的な飾りと、にぎやかな話し声が産み出す独特の空気は、ベトナムの下町と同じなのかなのでしょうか。 ■ランチ/月〜金11:00〜15:00■ディナー/月〜金17:00〜23:00■土日祝11:00〜23:00■年末年始休
スタッフデザイナー/cizco

旅に持っていく本 その2
「ダ・ヴィンチ・コード」/ダン・ブラウン(角川文庫)…ルーブル美術館で起きた殺人事件をきっかけに、ある秘密結社により守られてきた秘密が明らかにされていく、ご存知、大ベストセラーのミステリー。物語に出てくる建造物、美術品は実在のもの。ヨーロッパの歴史や文化が全編を通して漂い、読み終えた後には、謎を自分の目で確かめに、旅立ちたくなるはずです! ルーブル美術館を巡る「ダヴィンチコード」ツアーも人気。同じ著者による「天使と悪魔」(同)は、舞台がバチカン市国で、テーマはガリレオもその一員だったといわれる、ルネサンス期の科学者集団イルミナティ。こちらも美術、キリスト教史、スイス護衛兵と知的好奇心を満足させてくれる素材がふんだんに盛り込まれています。
ダン・ブラウン公式サイト http://www.danbrown.com/
スタッフライター/C.N.

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