11. 教会内は明るくロマンティックな雰囲気 12・13. ブラドルームから聖堂に向かう階段や、蔓のアーチが美しくいお庭も絶好のフォトスポット。大きなコナラの木を囲む、柔らかい芝生の上には、愛らしい木製のベンチも設えられています |
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ダウンタウンから北東へ、鏡のような湖面をたたえるレイク・ワシントンに架かる浮き橋をわたり、リムジンはふたりを牧歌的な風景へと運びます。そこは、樹木がひめやかに香り、家々がビクトリア調に染められた古風なお屋敷町。花壇と芝生がつづく小高い丘の中ほどから、町を見下ろす蒼い三角屋根と尖塔のベル・チャペルがふたりの舞台です。おぼろな花霞のような壁画に飾られた祭壇での挙式は、静穏で朗らかなシアトルらしい落ち着きと、慈しみに満ちています。
ベル・チャペルは、19世紀末にメソジストたちの手で創建され、町の人々に愛され続けてきた教会です。高い梁の天井とくるみ材の座席がとても柔和で、ビクトリア時代の優雅もそこここに。祭壇の大きな壁画は、周辺の平和な自然と風景を描いたものだそうです。ブライドルームには、ふたりの結婚証明書に署名するための荘重なマホガニーデスクが用意されています。

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