ニュージーランドほか欧米諸国で、キリスト教の神父、牧師による結婚式を行う場合、各国の人々は日本と違い民法上未婚(未入籍)であることが証明されないと式を始めることができない。そのため、地元の人たちは挙式前に裁判所(国により登記所等)で婚姻具備を立証できる内容の婚姻届を申請・受領し、挙式当日それを持参して式を行い、民法上の資格を持った神父、牧師に婚姻許可の署名をもらった時点で婚姻となる。そのため、教会でバージンロードを入場するときは戸籍上必ず独身で、退場時には法的に婚姻が成立していることになる。そのような手続きによる結婚式が教会でのリーガル式で、日本の戸籍上も役所への届出日ではなく、挙式日に遡って入籍日が記される。
|