入植時代のスコットランド文化を色濃く残す古都、ダニーデン。教会は街の中央部に60mもの尖塔を見せてそびえています。1873年から6年がかりで建てられた伝統的なゴシック調建築。建材には、外壁にオタゴ地方のオアマル砂岩を、内部の天井にはニュージーランド原産のトタラ木を使用。
全員で同じ飛行機に乗り、出発から挙式終了までの日々を、両家揃って行動した名切さん一行。本来の目的である“結婚式”の他に、「せっかくだからみんなで一緒に旅を楽しもう」という目論みです。挙式前後を小さな高級ロッジでゆったり過ごす滞在型ウェディングは、両家の距離をぐっと縮める素晴らしいアイデア。家族だけの専用車で行く野生のアザラシやペンギン達のコロニーを探ねるエコロジー・ツアーもご両家の素顔がのぞき合える絶好のチャンスでした。
クライストチャーチ空港に到着すると、現地コーディネーターの章枝さんがお出迎え、挨拶を交わした一行は、専用車に乗って現地サロンへ。挙式当日のスケジュール、オプション内容などを詳細にチェックし、ドレスサロンに移動。日本から予約していたドレスとタキシードに着替え、両家のお母様にアドバイスをしてもらいながら花嫁は未決だった小物を決定。すべての予定を終えて再び専用車で空港へ。国内便にてダニーデンに向かい、日本語ガイドのお出迎えでマナ・ハウスにチェックイン。クライストチャーチ到着のフライトが遅れたにも関わらず、スタッフの機敏な対応でスムーズに予定を終えました。
日本人ガイドのトミコさんと、気さくなドライバー・トニーさんの案内で、ダニーデン市内&オタゴ半島観光ツアーに出発。スタートは「オタゴ・ファースト教会」の下見から。教会周辺や祭壇奥の階下に設けられた資料室を見学し、一向は次なる目的地へ。オタゴ湾の海沿いをドライブしながらロイヤル・アルバトロス保護区に到着。その後、敦さん待望のイエローアイド・ペンギン・コロニーで昼寝を楽しむペンギンたちを鑑賞。続いてラーナック城、ギネスブックにも掲載される世界一急勾配の坂道等の観光名所を回ってホテルへ。今夜はそれぞれの家族が水入らずの夕食を取り、早めに就寝。
ダニーデンの中心地から車で数十分のオタゴ半島には、野生動物の貴重な保護地区があります。世界でここにしか生息していない「イエローアイド・ペンギン」や「ロイヤル・アルバトロス(世界最大の飛べる鳥)」のコロニーは失われつつある大自然の営みを体感し、家族それぞれの感銘を共有し合える貴重な空間です。
EVCの企画手配旅行を利用すると、参加者それぞれが別行動でもニュージーランド滞在中は、窓口が一つ。ご両家専属のコーディネーターが送迎・観光から下見・挙式・食事までアテンドしてくれるのでパックツアーよりさらに安心。