ヴェネツィアからブレンタリヴィエラへと
広がる豊かな田園と瀟洒なヴィラ |
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(上)ヴェネツィア/カナル・グランデ
(下)ミーラ/ヴィラ・マルコンテンタ |
16世紀にその勢力が頂点へと達し、世界に君臨したセレニシマ(ヴェネツィア)共和国。その政治と経済の拠点は本島にありましたが、貴族たちの社交と休日の拠点は、ヴェネツィアからパドヴァを結ぶブレンタ運河の開通により、ヴェネトの田園へと広がりました。その豊かなライフスタイルを象徴するのが、今も当時のままに残る16世紀の天才建築家、アンドレア・パラーディオ設計による数々のヴィラで、世界遺産にも指定されています。
イタリアでは近年、「チェントロ・ストリコ(歴史的中心地区)」を始めとする街並みそのものを保存、再生、活性化する運動が活発に行なわれており、ブレンタ河畔の田園とヴィラもその代表例と言えます。そして今、ウエディングの舞台としておすすめしたいのが、それらのヴィラを当時のままに修復し、内装やサービスを現代のブティックホテルとして再生したコルソ・ファミリーの温かなサービスと文化活動の姿勢に触れる滞在型挙式です。 |
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ヴィラ・フランチェスキ(本館) |
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ブレンタ河畔に小さなレストランを開いたパパは、今やイタリア全土でも評判のシェフとなりましたが、相変わらずキッチンに籠っています。そのレストラン・マルゲリータの成功により購入した館が「ヴィラ・マルゲリータ」で、広大な庭園を持つ19室のブティックホテルです。さらにホテルの成功により、朽ちかけていた16世紀の館を見事に修復、再生したのが「ヴィラ・フランチェスキ」で、ママと息子のアレッサンドロ夫婦がきびきびと働いています。まるでイタリア人家庭に招かれたような心地よい滞在とヴェネツィア本島や都会では味わえない素晴らしい料理、均整のとれた美しい庭園、そしてヴェネツィア貴族が華麗な宴を張った館、田園の広がりなど、そこには挙式に理想の舞台が整っています。 |
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