共通の趣味のサイクリングを楽しむために、自然の宝庫・ニュージーランドを選んだ向智広さんと純子さん。初の海外旅行となりましたが、冒険心が働くふたりに怖いものはありません。街から街への移動は日本から運んだマイ自転車、ホテルも行き当たりバッタリで泊まるという大胆旅行を、力強くサポートしてくれたのはEVC。見所に溢れた道や、途中にお店のある道など、驚くほど詳しい道案内を享受しました。「山あり谷あり悪天候ありの大自然は人生の縮図のよう。キャッチフレーズは“旅するように結婚しよう”ですから、厳しい条件ほど楽しんで走りました」(純子さん)。
1. 遙かにサザンアルプスを眺めながらプカキ湖へサイクリング。風によりかかって走るという経験に感動 2. 堂々とした石壁にフラワーシャワーが鮮やかに舞って 3. デコレーションしたトラム(路面電車)を貸し切ってお祝いパレード。街行く人たちから温かい祝福の声が上がる
挙式日が入籍日となるリーガル挙式が行え、パイプオルガンの生演奏が聴けることも「ダーラム・ストリート・チャーチ」に決めた理由。入退場と署名の曲はふたりで選びました。
4. 祭壇の前面がパイプオルガン。荘厳な生演奏も参列者に好評 5. 挙式の前日に家族で教会を下見。クリスマスの飾り付けは年明けまで続くそう 6. ふたりで選んだヘンデル『ラルゴ』のパイプオルガン演奏を聴きながら結婚証明書にサイン 7. ニュージーランド最古の石造教会として重要文化財に指定されているダーラムストリート教会
26.December.2000 向智広さん&純子さん ■参列者/7名 ■式場を選んだ理由/ 「単なるセレモニーではなく挙式そのものを記念日にしたくて、リーガル挙式が可能な教会に決定。パイプオルガンも憧れだったので」
シャンパンとカナッペでリラックスしたり、アンティークの置かれた部屋や庭園で記念撮影もできる高級住宅で挙式後パーティ。ひとしきり楽しんだ後はクライストチャーチ名物のトラムで街を一周。夜は普段着に着替えて、ご両家で会食を楽しみました。
8. トラムを貸し切って街をパレード。「自分に似合うものがあるはず」と、ドレスは現地到着後にレンタル。想像通りのお気に入りが見つかりました 9. ガーデンパーティは地元の方の邸宅で 10. ニュージーランド伝統のウエディングケーキは少し堅め。力一杯入刀して 11. 新郎新婦はプレゼントされた銀製ゴブレットで乾杯。挙式の緊張がほぐれたみんなも最高の笑顔で
挙式翌日に家族と別れてサイクリングをスタート。“世界の箱庭”と称されるニュージーランドでは、悠々とした山脈、草原、荒野と、走る視界にあらゆる自然美がめくるめく過ぎていきます。
12. 励まし合って走った8日間に渡るサイクリング旅行終着点のダニーデン。ギネスブックに掲載される世界一の坂道に自転車でトライ 13. ダニーデンの高級B&B「フレッチャー・ロッジ」でピアノ演奏を披露。音楽は国境を越える!
EVCに惹かれたのは、雑誌に「変な会社」と紹介されていたから。世界にひとつしかない生き方を望む私たちにとって、結婚式に“変なアイデア”を提示してもらえるのは手作り感がありました。大変だったのは家族の旅行企画のほう。間近になって同行が決まった上、現地では天候に左右されてマウントクック観光の予定が狂いましたが、日本のEVCに電話をするとすぐに助言してくれました。クライストチャーチを挙式と旅行の基点に置いたのも、海外旅行に不安になりがちな両親でも楽しめる環境が揃っているというEVCからのアドバイスがあったから。その言葉の通り、家族も心から楽しんでいたようです。
市の庭園コンテストで受賞した家々を巡るツアーもある
挙式前後は家族で集まれるサロン付きのスイートに滞在
小舟に乗ってのフォトツアー。緑の中ドレスがひと際鮮やか
個室でディナーパーティができる「サイン・オブ・タカヘ」
ロールスロイスでの送迎は、挙式の基本プランに含まれる
ドレスサロンでの、挙式前日の衣装合わせは家族みんなで