荒井秀章さん＆園子さんご夫婦がベトナムを挙式先に選んだ理由は、以前秀章さんがベトナムに4ヵ月間長期出張をしてベトナムの文化に触れたこと、そしてそのバイタリティにあやかりたいと思ったからでした。出張の間に親しくなった地元ベトナム人の中に同国キリスト教の有力者の方がいて、ベトナム最大の教会であるサイゴン大聖堂で式を挙げることを薦めてくれたことや、敬虔なカトリック信者で、カトリック教会で結婚式を行ないたいと前から願っていた園子さんの思いが一致して、2003年11月29日、観光では決して足を踏み入れることの許されないサイゴン大聖堂での挙式が実現しました。
この大聖堂はアジアのバジリカとして権威あるカトリックの非常に崇高な教会。外国人、しかも非クリスチャンの秀章さんが式を挙げることができたのは特例中の特例でした。

1. 挙式前日は市内のエステサロンでリハーサル・メイクとネイル　2. ホー・チ・ミン像の向こうには人民委員会。歴史の変遷を目の当たりにする場所です。「その国の歴史、習慣を知り、人々とふれあうことができれば、そこで式を挙げる本当の意味が垣間見れるのではないかと思います」 3. 夜は家族団欒でベトナム宮廷料理を味わいました

4. ホーチミンシティの中心にあるサイゴン大聖堂は、フランス植民地時代に建てられた、カトリックの大聖堂。高さ40mの2つの尖塔が空にそびえる　5. カトリックスタイルのリーガル式が執り行われます　6. 神様の前で契約をしたのだ、と神聖な思いを受け止めた瞬間

7. 参列者は総勢約60名。日本から参列したみんなも、エネルギッシュな街だと、ホーチミンをとても気に入ってくれました　8. フォト・ドキュメントはオープンカーに乗って街をパレード　9. ベトナムの民族衣装に身を包んでケーキカット　10. 「披露宴では我々が主役というよりは参列者が皆ひとつになった気がして非常に嬉しかったです」

家族、遠くから駆けつけてくれた友人、そして彼の勤務先のホーチミン支店の方々がご家族で参加してくれたパーティは、ベトナム式の披露宴を取り入れて、賑やかに行なわれました。

ベンタン市場やサイゴン川、ドンコイ通りと、その街にまぎれ、習慣を知り、人々と笑顔でふれあうふたりの姿や列席者たちの表情をそのままに撮影してくれました。