いよいよ結婚式。カナダでは、式が始まるまで新郎は新婦の姿を目にしてはならないため、別々に教会へ。日本とカナダ、ふたつの文化に支えられた温かな式がスタート。バージンロード入場、牧師先生のお話、誓いの言葉、指輪交換、そして結婚証書にサインをし、晴れて夫婦に! 日本から来た家族も、コモックスの陽気な雰囲気に引き込まれ、張りつめた空気などとは無縁のふたりらしい結婚式になりました。式の後はホテルへ移動してパーティ。事前にEVCでアドバイスを受け、デイブ&ゲイル夫妻とも相談して内容を決めたパーティは、カナダ式ビュッフェランチの中にもスピーチ、お見送りなど日本のスタイルを取り入れたオリジナルなものになりました。
9. 泰広さんたっての希望により、親友フランクの愛車シボレーマリブ(1967年製!)が登場 10. 弘美さんにはストレッチリムジンがお出迎え 11. デイブ&ゲイル夫妻に立会人になってもらい、リーガル式がスタート
12. 入場からフラワーシャワーまで笑いっぱなしの結婚式。カナダ人たちの雰囲気に引き込まれ、日本から参列した家族もおおらかに式を楽しんだ 13. 式の後、滞在ホテルのレストランで行ったパーティでは、シャンパンとカナダ料理を存分にふるまう。弘美さんは和服姿を披露 14. 輪になってお祝いの歌を歌う、カナダ式のスタイル。日本の家族も見様見真似で楽しそう
続く翌日にはデイブ&ゲイル夫妻が夫妻宅の敷地にテーブルをセッティングして、ふたりのためにパーティを開いてくれ、60名もの人たちがお祝に来てくれました。オープンエアの下、言葉はあまり通じなくても、笑顔で一緒に楽しめる、そんな居心地の良さを、日本の家族が体験してくれたひと時でした。
15/16/18. 緑、たくさんの笑顔、お祝いの気持ち…デイブ&ゲイルには最高のパーティをプレゼントしてもらった 17. エルビス・プレスリーになりきり、一曲披露するフランク 19. ふたりの写真入りケーキは夫妻からのサプライズ。カナダではこのケーキを冷凍保存して一年後に食べると幸せになれるといわれる 20-23. 大人もこどももみんなが親しくなった
「日本から家族を連れてきたということもあり、この結婚式を通して、カナダの文化をみんなに知ってもらいつつ、カナダのみんなには、日本の文化を伝えたい、そんな気持で始めた結婚式でしたが、日本の家族、カナダの家族みんなに祝福され、最高に幸せな結婚式になりました。形にとらわれずに自然体の式を行えたので大満足です」と泰広さん、弘美さん。 ふたりにとってかけがえのない家族、ゲイル&デイブ。これからも、コモックスと日本とで、おたがいの絆をいっそう深めていくことになるでしょう。